No.7
タイトル:新しい流れ
試乗車:スバル LUCRA
 スバルと言えば、軽でも4気筒やスパルタンな走りを追求していたイメージが強かったのですがトヨタ傘下に入ったスバルは軽自動車の部門では、ダイハツでOEMの形になるようです。今は軽トラックを除く軽の全種類が変わってきている実情を全く知らないでいて浦島太郎になるところでした。その中でも、最近、ラッコが宣伝している車が気になる方々が多いようで、どういうふうに変わったのか?実際の情報を入手すべく試乗してまいりました。
エクステリア
 今までのスバルのイメージからすると全く異なった路線に足を踏み入れたようで、ミニバンを軽にした感じのゴージャスな外観は、新しい風を入れてくることになるんですね。その柔らかさが表面に出た、やさしい曲線のまとまりが新しく感じます。
インテリア
 外観同様、ゆったりとした室内や内装は軽らしからぬ雰囲気。特にリヤシートの取り扱いは広さや使い勝手が抜群によく、色々なシチュエーションで活躍出来そう。シートに使用してある素材も、軽四のイメージを変えてしまうほどの豪華さで、柔らかさと静かさで1ランク上の車を思わせる贅沢なつくりです。
走行安定性
 今までのスバルのスパルタンなイメージからすると、拍子抜けの乗車感が否めませんが、逆に言えば、今までにない、しっとりとした走りをスバルフリークに提供してくれることは間違いない事でしょう。車体のプラットホームやユニットそのものが変わってきたので、イメージの継承は一切ありませんが、新しい一歩を歩みだしたスバルの新しい提案として受け止めれば、価格帯も広く新しいユーザー層を開拓できる、癖のない静かな軽四輪自動車として、新しい時代を残していくことができるようになるのでしょうね。エンジンやミッション(CVT)の音も軽やかで滑らかな加速を提供してくれて、新しい上質を広げていくのでしょう。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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