No.7
タイトル:絶妙なタイミング!
試乗車:トヨタ レクサスRX450h?(ハイブリッド)
 今年に入り、CO2削減と景気対策を兼ねて、環境に優しいとされる車が、市場を席巻しております。優遇税制もあり各社、その方向性も選択肢が増えて楽しい限りです。ちょっと残念なのが、ずっと燃費がいい車に優遇税制が適応されない事。車検があるのなら、給油糧を記録して,走行距離で一定基準以上燃費がよければ、税の還付があれば、もっとエコカー政策が進むのに・・・と思うのは私だけ?うちの車、もうすぐ10万キロですが、重さ1500kg近くあって燃費は15.9km/lです。企業だけに寄った政策のではなく、庶民に向いた税制が欲しいですね。ともあれ、昨年のガソリン高騰!温暖化への意識改革、環境対策車への減税。さまざまな理由が後押しして、高級車もついにハイブリッド化が本格的になってきました。特に資源の少ない日本において、商品に対する意識が、その方向に向かわないわけがありません。本当に環境に優しい車なのか?世界に通用する力なのか?非常に気になったので、試乗してまいりました。
エクステリア
 タウンユースを主体とした、レクサスですが、すっきりした足元、高さを感じさせない、流れるボディーライン。特に後部のボディーラインやシャーシ下は、向かい風や横からの風を、ある程度高い速度域で受けた場合も、何事もなかったかのように受け流すほど、滑らかに風が流れていくように感じるのは、エクステリアが、かなり丹念な作りこみを受けたのだと思う。相当の長い距離も楽に走れそうな事を、その美しいフォルムが物語っている。
インテリア
 包み込むようなコクピットは、ある意味、懐かしいスポーツカーのそれに近い。余分な物を取り除いた、シンプルなレイアウトに、限りなく使いやすさを追求したシステムは高級車ならではの贅沢な部分を味わえる。パネルの扱いやすさは抜群で、納め方も美しい。初めて使っても、何の問題も無く、使いこなせそうだ。
走行安定性
 まず、ユーザーの為の配慮が細部にまで施してある。TOYOTAならではの作りこみを感じる所で、乗り降りひとつとっても、やさしく自然に。荷物を入れてもドアポケットを使っても、やはり、統一した優しさを感じる。ナビパネルはまさに真骨頂。操作簡単。そして走りは、今までの高級車と比べると「どっかんパワー」的な要素は押さえられていて、必要に十分な加速やトルク感が得られ、非常に心地よく加速をしてくれます。「本当に環境対応車なの?」と思える伸びのあるパワー感の割りに、燃料計の針の下がり方は緩やか。まさに今年の税制にぴったり!(環境対応車の普及税制度でハイブリッドは新車の重量税、取得税が100%減免)高級車だけに取得税減免は大きい!エアーサスペンションの乗り心地は、前席も後席も言う事はありませんが、静かな上に滑らかに駆け抜けるコーナーの感じはぜひ試乗して、体感してください。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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