No.6
タイトル:企業の底力!
試乗車:スズキ Lapin

世界中で色々な車が作られる。そんな車社会のなかで日本が世界に誇れる技術として、今日の軽自動車の存在は欠かせない。数々のヒット作を世に出してきたスズキが、よく売れている「Lapin」をさらに進化させたらしいので、様子を伺いに・・・試乗してまいりました。
 エクステリア
 基本的な外装は従来の物と基本的には変更されてはいないが、日産のキューブにも見られるような、四角いのに曲線的なイメージの処理が、全体の柔らかなイメージを醸し出す。同じベースのパッケージとしては驚くほど印象が変わるので、デザイナーが制約の中で腕を振るったのであろう。少し大人な印象も受ける。
 インテリア
 パッケージが同じなので、レイアウトとしての変化は少ないが、シフトやパネルの印象が違うので、外観同様、同じ車とは思えない新鮮さがある。また、オーディオの印象やパネルも新鮮だ。広さなどは以前のように後部まで十分な広さを確保できているのが、ありがたい。
 走行安定性
 軽なのに・・・といっちゃいけない。過去、軽自動車にあるまじき高級装備を常に投入した先駆者はやはり、スズキ!このクラスでもスタータもキーレス。オーディオにも気を配り、要りそうな便利アイテムは網羅して、あとは足らなかった操縦安定性!(先代は若干タイヤにストレスの多い車だったが、今回CVTも変速とあいまって、ロードノイズの低減、しっかりしたタイヤサイズも受け止められるように進化した足回りは、軽自動車の進化を止めないスズキならではの車作り&表現であろう。ロングヒットにするのが上手いのは、こういった質の変化へのこだわりが要因なのかもしれない。なんとなくマックのバーガー的イメージのあるメーカーといったら怒られるのかもしれないが、早い安い、うまいまで揃えば他がかなわなくなる。まさに、マイナーチェンジはうまみの進化だけに・・・・おいしい車だといえる。ヨーロッパの味付けが軽にも入ってきたら、もう軽自動車と呼べなくなるのかもしれない。がんばれ!日本!!である。
 やっぱくるまはのってみにゃ〜〜わからんけ〜〜〜!


Copyright © 2008 Tokio Corporation. All Rights Reserved.