No.6
タイトル:新しく手に入れた個性
試乗車:スバル フォレスター

新しく生まれ変わったスバルのフォレスター!!今までのユニットやコンセプトを継承しつつ、どんな進化を遂げたのか?検証しに試乗してまいりました
 エクステリア
 痛烈な個性を放つ先代から、ある意味普通の形になってきた今回のフォレスター。やはりヨーロッパマーケットに向けてのデザインが主体か?独特のボクシーな形から流行の5ドアの流れに乗ってきた。かなり大きくなったタイヤサイズに合わせるように張り出したフロントフェンダー。インプレッサほどではないにしろ、力強さを演出する。
 インテリア
 シンプルで使いやすいインテリアが好みの私としては、初めて乗っても違和感のない各部のレイアウトは好感が持てた。ちょうど、初代インプレッサに試乗したときと同じような印象を受け、概観の変貌に対し、脈々と流れるスバルスピリットが内装にあるのでは?と感じるほどであった。進化した点では最近多くなったオートエアコン同様、扱いやすかった。
 走行安定性
 3つの走行モードが自慢!ということで、まずはインテリジェントから・・・これは、はっきり燃費向け!ターボチョイスのあるフォレスターでは必ずといっていいほど重要なアイテムとなるであろう。排気量との兼ね合いもあり、トルクもそこそこ出していて、通常このモードで十分である。先代NA車の力不足を気にしてか、既存のユニットで燃費と力の両立をかなり真剣に模索したと感じられる。次にスポーツモード。これは今までのスバルの流れを大きくつないでいる出力特性で、胸のすくターボフィールを持ちながら、アクセルワークはきわめてスムーズ。それらしい加速はするが、疲れにくい扱いが売りのようだ。
 最後に、スポーツシャープ。これはさすがにWRC経験を積み重ねてきたメーカーらしく、アグレッシブな走行のスロットル特性を熟知しているもので、特にアクセルオフとパーシャルスロットルを使う旋回中のアクセルコントロールに気持ちいいほど呼応する。シャシー剛性もほどよくあがっており、タイヤサイズだけが際立つような動きにはならない。さすがの仕上がりである。そして何よりも静かになったフォレスターはまたひとつ新しく個性を手に入れたともいえるだろう
 やっぱくるまはのってみにゃ〜〜わからんけ〜〜〜!


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