No.1
タイトル:路線変更
試乗車:ホンダ FIT

ガソリンが限りなく高値を更新し続けていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょう!燃費、コンパクトカーと来れば、各社勢ぞろいしました。その中でも、注目のホンダ「FIT」が遂にフルモデルチェンジしたので、早速試乗に行って参りました。大売れで、試乗時間も2時間程度と限られたので、なかなか味の出るところまで・・・どうでしょう???近場で撮影が精一杯の中のコメントです。
 エクステリア
 ここまで出来ますか?というくらい、中身を広く外身をコンパクトな形に仕上げています。ボンネットをコンパクトに見せることとフロントのスラントを出す為に、Aピラーが独特の形になっています。1BOXでは良く使う手法ですが、驚異的に小さくなったフェンダーがおしゃれです。  
 インテリア
 ん〜〜〜ん広い感じが、今までとかなり違いますね。ここまで広げるとほとんど、室内の感じが1BOXと見まがうほどの空間があります。ハンドル周りは最近のエアーウェイブと同じスポーティーな感じでまとめられており、ホンダが最近はまっている大きなダイヤルもフィットにも着きました。
 走行安定性
 まず、エンジンがまるで違います。スペックで言うと上が変わっただけの様に言われていましたが、全域にわたって,よく作りこんであります。エンジンは満点です。が、・・・しかし、足回りが・・普通に走らせて、限界も高めに、ロールも少なく、ゴリゴリこじった運転をしてもクルマは追従します。そういった意味では進化しています。シャーシ剛性も一段と上がっており、静粛性にも一役買っています。・・・しかし、足回りが・・・訴えてこないのです。こういう道だから・・・こう走らせてくれ・・・いつもクルマに乗ると感じる。「こういったところ得意です!!」的な、足回りからのインフォメーション。別に次元が低い訳では無いのですが、多分、姿勢を保つ為の強引なスタビリティーや単調な減推力のショックアブソーバーが・・・そんな感じにしているのでは?おまけにパワーステまで、同じ手法の味の付け方。これだけの技術を使いながら、歯車が、人の感性に、一個だけあっていない気がします。今度じっくり乗ってもう一度確かめてみたいと思います。くれぐれも・・・決してレベルが低いのではありません。F-1が作れるホンダが出来る事・・・このちぐはぐ状況が、今のホンダですね。ロードセーリングと書かれていますが、セーリングの感覚をヨットに乗って感じて、これを作ったなら・・・・
やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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