イストといえば、トヨタ車の中にあって、ちょっと一連の物と違ったイメージを売りにしていた車ですが、プラットホームはともかく、最近の新型で外回りの変化の早さに驚いています。当然、フルモデルのタイミングである事は確かなのですが、同じ名前で、これまでとここまで違った感じに仕上げてきたことが、とても気になって・・・検証しに行ってまいりました。
　エクステリア
「彼女より大切に扱う！」みたいな先代のイメージから、怪しさと言う点では十分に引き継いでいるのですが、先代がジャンル的に独自のパッケージだったのに対して、今回は、スイフトやノートの路線に乗っかってきた感じが否めない。それでも。ここまで作れてしまうのだから独自の物ではあるが、先代が小さいＲＡＶ-4的に残していたジャンルは無くなってしまった。カタログになるとかなり強烈なイメージはあるが、実際はそこまで派手ではない。
　インテリア
一見して判る、シンプルな内装。余分な情報をまとめたり、簡単にしたりで成り立っています。空調関係のつまみなどはシンプルで私ごのみ！言うこと無しでした。
先代との違いは・・・と言うより、完全に違う物？本当にスイフトやＳＸやＮＯＴＥに合わせてきたというか・・・トヨタならここまで作りますよ！！な感じで、オリジナリティーには不満が残るものの、割り切ってしまえば、長く飽きずに使えるデザインなので、それはそれでありでしょう！
曲線の扱いは先代より、上出来なのですが、インパクトに繋がっていないので、地味に感じてしまうのかもしれません。細かいところまでチェックすると、物を収納するアイテムが格段に良くなっていたり、ホルダー系などは使い勝手としては比べ物にならないくらい進化しています。表現が変ですが、地味に感じる派手なパネルのイメージはある意味統一感があり、嫌いではありません。
　走行安定性
いや〜当たり前ですが、快適です。
シートポジションも多様に調節が可能で使い勝手だけで言えば、随分受け皿が広くなりました。路面の伝達も、加速フィーリングもすごく良くバランスが取れています。ただスイフト並みにスポーティーなジャンルで使いたいのなら、多分、別足がチョイスできるのじゃないかと思います。換えないとそこまではカバーしていないようです。
勿論普通に使用することに、何の問題もありません。今時の扱いやすいフロントの荷重の乗り方が割に自然なのが高得点。影のスポーツ「ファンカーゴ」みたいには行きませんが、このクラスの運動性能としては十分でした。
いや〜やっぱ車はのってみにゃ〜わからんけ〜