No.5
タイトル:コラボとバリエーション
試乗車:SUZUKI LANDY

 スズキに大勢乗れるワンボックスが出た!という事で行って見ました。お〜〜これは見たことあるぞ!日産のセレナと同じですかね?セレナも乗っていないし、さてさてどんな車なのでしょう??という事でスズキのLANDYに乗ってまいりました。
エクステリア
 比較車種をあえて、先代のセレナと比べると・・・・形的にはエルグランドの風格が漂うように工夫した、大きく見えるボディーです。窓とボディーの面積比率が車体を大きく感じさせるのでしょう。フロントのドアの窓ガラスは視認性を重視してか?ミラーの下も見えやすいように落とし込んでいます。Aピラーの三角窓はエルグランドの時も書きましたが、実用的にはあまり、役立ちません。が、デザイン的にはかなりすっきりとして見えます。ドアをこれ以上大きく出来ないのでこの形で正解でしょう。試乗中にセレナとも偶然、遭遇いたしました。本当に微妙な差があるだけでした。簡単に評価すれば、「シンプルに作った、初期エルグランドメッキなしバージョン」ですが、以前セレナを持っていた私としましては、これぐらいの感じがとても好きです。
インテリア
 もう10年以上もたつ初代のセレナから、一貫したコンセプトがあるのか??それとも、こだわるところが、行き着くところ、そこしかないのか?懐かしささえ感じる、トレイやポケットの便利な事!操作パネルがシンプルな事!相変わらず、いい感じで作りこまれています。特にセンターコンソールと中席の背もたれの発想は、なかなか実現できていなかった事だけに、天晴れです。エンジンレイアウトの変更によるメリットが思わぬところに美味しいアイテムを生んでいます。凝った電子制御のアイテムが増えるより、このシンプルで使い勝手の良いポケットたちが10年乗るつもりの時、どれだけ便利な事か・・・・ハンドルが、スズキの主張をしています。この提携車種はスズキ関係のユーザーに随分、選択肢を広げてくれたのでは?日産が軽車両に乗れるように・・・良い事です
走行安定性
 さ〜肝心のところです。走り出すと・・・車体が以前より重くなったのか? 硬くなったのか?静粛性に一段と磨きがかかった様で、滑らか&静かです。これもCVTの無段階変速効果?
加速自体はエンジンパワー(トルク)の向上で、滑らかな出足ですが、足の反応は少し固めです。重量が少し増えていると思うのですが、意外とロールは少なめ。スタビリティーが高いというよりは、やはり、バネが少し硬いのか?長く乗るときはブッシュやショックの事も考えてやると、相当長く付き合える車かもしれない。このクラス、10万キロは当たり前で付き合うといいと思います。価格帯もランニングコストも、排気量も乗る人4人共、大人サイズになったら、一番使いやすいと思います。おまけで・・・フロントドアのアームはトラックみたいな装備ですが、非常に便利でした。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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