No.2
タイトル:三菱の新しい挑戦!
試乗車:三菱 アイ

 円谷プロダクションのキャラとタイアップ? 詳しい事はテレビを見ていないので良く判らないのですが、キュートなキャラにイメージが似ている三菱の新しい軽四はなんとリヤエンジン。FFが主流の中、ミッドシップでもなくリヤエンジンにするのはなぜか?気になっていたのですが、遅ればせながらではありますが、試乗してまいりました。 まずはエクステリア
基本構成でエンジンが後ろに付く事はここまで前が自由になるのか?と言うぐらい、いっぱいまでフロントタイヤが前に付いています。したがって、ホイールベースがかなり長く感じられます。この場合、乗り心地にかなりの影響を及ぼすはずなのですが?あとのお楽しみ・・!フロントガラスの倒れ具合がメルセデスのAクラスやスマートのようにスラントしています。スマートの幅を縮めてミニスマートって感じです。
 インテリア
 第一印象は前の空間が開放的!パネルやダッシュボードもきわめてシンプルで判り易い。全体的に女性をイメージしているのか、コンパクトでかわいい。スパルタンなイメージはあまり無い。シートのスペースやサイズもしかりだ。室内的に狭くは無いが広さは空間的に表現されているようです。
 走行安定性
 さてドライブインプレッション!
アクセルに反応するパワーは三菱ならではのターボパワー!クラスを勘違いさせるほどのトルク感で加速していきます。足は硬めでステアの切りはじめでは、わりとクイックに反応してきます。これが高速域のスピードになると少しゆっくりと動く(反応する)ようになります。試乗当日はかなり強い風が吹いていたのですが、風に対する安定感は抜群でした。反面、リヤエンジンというレイアウトの影響か?すこしバンピーな道ではストローク不足になり、硬い足とあいまって、プッシュアンダー気味? になります。間違いではないので問題ではないのですが、限界点の運動能力をタイヤのサイズに頼りすぎているようにも感じます。ノンターボが出たら、ここまでのサイズのタイヤが必要でなくなるので、もっと乗り心地に自由度が増えるのではないかと思います。フロントのガラス面が大きくなっていた事で開放感がある反面、デザイン上に作ったダッシュパネル上部のまるい出っ張りが2箇所、フロントガラスに映りこんでいました。慣れの問題だけではあるのですが、フロンとガラスを大きくする時はこの写りこみが少ない方がよいのでは?と思います。リヤエンジンにすることで斬新なデザインを追及できたと思えるところと、反面生まれてくる難しいところ・・・限界点でコケにくい車だとは思います。こうやって新しいものが生まれてくるのでしょう。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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