No.6
タイトル:ミニバンの進化止まらず
試乗車:マツダ MPV

 マツダのミニバンといえばプレマシーとMPVとなるのですが、CFでおなじみ上級生クラス のMPVが、かなり変わったということで、試乗してまいりました。このクラスの排気量は各 社幅もあり、コンセプトも多様化してきているので、どんな作りこみか?レポートしまし ょう。
 エクステリア
 さすがにホイールベースがほぼ3mで2000ccを超えたクラスだけに、その存在感はまず大 きさを感じさせます。フロントグリルが大きく開けられるぞ〜と意思表示するような開口 部が2つ!ターボ車もあるということで熱に配慮したデザインである。風の流れも良くつか んでいるようで、フロントからの曲線の使い方に個性があります。ヨーロッパの近いデザ インのくるまに似ないような配慮も伺える。サイドのシンプルなボディーラインは広さを 保てる要素でしょう。
 インテリア
 いたってシンプルなパネル周りでスポーティーな演出も、いやみにならない程度。シートの 質感から、静粛性とトータルの評価は高い。これからの操作パネルは情報が多くても操作が シンプル!ってのが、やはり主流になっていくでしょう。3列目のシートは十分のスペース も取れるのですが、乗り降りとヘッドスペースを考えると子供中心で、やはり通常モードは 予備でしょう。
 走行安定性
 いや〜よく曲がる。荷重をどうこうしなくても、すんなり曲がっていきます。回転半径はそ れなりにあるのですが、車の大きさが5m近くあり、ホイールベースもほぼ3mとは思えない 、素直な旋回ができます。エンジンもATとあいまって、スムーズにスルスルスル〜〜と伸び ていく感じで燃費に貢献していると思う。ほぼE線からの試乗で警告ランプが点くまで走った のですが、けっこう山坂道を含め走りました。ステーションワゴン系のメリットを最大限っ てとこでしょう。多分、この影響でBOXタイプの燃費が変わってくることは間違いないでし ょう。高いガソリン代でガソリンを無駄にすると環境にも配慮が足りないってことになりま すからね!燃費か良いのはいいことなのですが、最近のマツダ車がタイヤサイズを大きくす るのが気になります。インチアップは第2の選択でタイヤはエコサイズ。サスペンション制 御技術でカバー!って言うのが理想なんですけど!タイヤもでかいと結構するから、3年後 の車検で涙の出そうなファミリーユースは長期に消費することも考慮して頂けるとありがた い。このくるま!一言で表すと、「車格に似合う中身に変身しました!」ってとこでしょう 。辛口ですが、いい車です。きっと売れます。営業マンさんがんばって!!!!!!
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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