No.11
タイトル:品格は顔に表れる!
試乗車:プジョー 407

 プジョーにあって、唯一つ後ろに人を乗せて走りたい車が「40×」クラス。 比較的コンパクトなプジョーのラインナップでなかなか乗ることの出来ない のもこのクラス。やっぱり、チェックしておかないと・・・となれば当然 「407」に試乗してくるしかありません。と言う事でブルーライオン山口さ んまで乗せていただきに行って参りました。
 エクステリア
細かいところがやっぱりいい!きちんと作りこまれているのに、これ見よが しな主張はない。当たり前のように付いているところが心憎い。どこが・・ ・っていうのもなんだけど、たとえば窓のスクリーン。後部座席に座ると、 ありがちな黒い窓に頼らずに快適な日差しに変えることが出来る。それから、 たとえばエアコン。左右で温度調整があるのはこのクラスなら当たり前であ るが、微妙な温度の時に直接風を感じさせずに室温をコントロールできる吹 き出しはユーザーの快適さに対する心遣いの賜だろう。パネル回りも豪華よ り質素の部類ではあるが、余分な物が無くても質のレベルは保てると言う事 のいい証拠である。最近は意味も無く、スポーティーにしてみたり、材料で 高級感を出すものが増えてきたが、機能性におけるデザインで十分な高級感 や質感が演出できることを忘れないでいて欲しい。
 インテリア
外観と同調してか?派手な作りこみや、過剰なスポーツ表現は無い。しかし、 すっきりとまとめ上げている。これがデザイン上の目玉!!!と上げるところ を探すのが難しい。しかし、ありふれたというには無駄の無い形が、これは 「車なんだ」と主張する。なんとも表現が難しい。デジタル表示の多い昨今、 道具としての誇張が過度に無いアナログ感はいきなり使っても違和感が無い。 (私が古くなってきているだけ?)すぐに使いこなせる感じは好印象!好き 嫌いで言えば、好きである。水や泥が入っても大丈夫なようなCFなのに、 インテリアが砂埃で汚れると困るような美しい作りの内装の半端な主張より は潔くさえ感じる。必要な機能は網羅してあるコンソールからセンターパネ ル周りの集中が心憎い。
 走行安定性
307のオートマチックと同じ流れであるが、V6 3.0リットル/エンジンにト ルクとパワーがある分、より滑らかに加速する。シフトをホールドして、上 まで回しても、暴れる事は無いが、十分な加速感は私的にアルファより好み に合う。唯一つ、アクセルワークでスイッチオンになるワンテンポが、コー ナリング中のパーシャルスロットル時やスタートする瞬間にラグをコンマ何 秒??感じる。なれれば気にならないのだろうが、スーパー燃費走法を試み ようとすると感じると思う。307の試乗の時は、気持ちよく走ってばかりいた ので気にもならなかったのだけど、瞬間燃費計?の様な物が付いているので ついつい・・・・後ろで誰かを熟睡させる運転がしてみたかった。いい乗り 心地ですわ〜
いや〜やっぱ車はのってみにゃ〜わからんけ〜


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