No.10
タイトル:許認可の壁
試乗車:ホンダ EDIX

 毎日暑いな〜!金メダルもアメリカの某予想会社を大きく上回り好調??な日本!あたらしいトライが開花したのか??と言う事で、車も変則3人掛けの2列???ありそうでなかったシートレイアウトのホンダの新型!EDIXを試乗してまいりました。
 あれはもう15年ぐらい前になるけど、アメリカのピックアップトラックでベンチシートに3人掛けというシロモノに乗った事がある。やたらに、横が広かったのとゆったりした空間にトラックのイメージを変えられてしまったと記憶している。その頃、個人的にちょっと思っていたのが3ナンバーのボディーサイズで2000cc以下ならゆったりしていて、税金も少なめで乗れるのに・・・特にセンターシートが前でも後ろでもスライドして使えたら、ウォークスルーはもちろん、荷物や使い勝手にあわせたレイアウトが可能になるのに・・・しかも、ホイールベースが短くて済むので取り回しもロングボディーなワゴンよりいい。こんなのあればな〜と思っていた。ところが実際は、重量とエンジン効率の問題で、力が無いことに不満を感じている時代はそんな車を実現することは難しい事だったようだ。しかし、今回試乗のEDIXはそれをやってしまったのだ。センターシートをスライド式にして6人乗り。3ナンバーなのに短めのホイールベース。ちょうどシビックを縦に割って10cm程広げて、ドアの内壁を2〜3cmづつ削りこんで横に3人分のスペースを空けてしまったのだ。恋人同士で載るには寂しい程、間が開く。しかし、中の座席の背もたれを前に倒すとアラ不思議?ゴージャスな座席に早変わり・・・これもアリだな!
 乗り心地は車体の軽量化の影響か?燃費の為か?空気圧が高い時のタイヤのような回りこみ音が市街地走行では若干気になる。加速は文句無くいい。最近多いビックな排気量でエコカーを張るほどのフザケタ加速感は無いが必要にして十分な加速力とトルクを持っている。ボディー剛性も中をぽっかりとあけているにも関わらず、随分いい感じだ。時代は技術を・・・技術は夢を実現していく。まさにそういうことだ。ある意味、少子化ワゴンとでも呼ぼうか?
 古くも新しくも感じるものだが、今でないと作れなかったこんな車に、エールをおくりたいと思います。子連れの若奥さんがスーパーの駐車場で枠入れに四苦八苦しているのを見るに、それだけの大きさの意味を改めて考えさせられる今日この頃・・・案外使いやすいかもしれませんよ???
やっぱくるまはのってみにゃ〜わからんけ〜


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