No.04
タイトル:2004宇宙の旅
試乗車:ホンダ オデッセイ

 お待たせしました。新型オデッセイのレポートです。
新しい旅には、新しい舟がいい。形が決まる時、コンセプトも見えてくる。どんなことがしたい?どんな旅がいい?どんな空間があなたの価値観に反応する?明らかに20世紀のシャトルっぽいオデッセイから進化したのは・・・絶妙なサイズの新型オデッセイ! あのカローラの登録台数を2ヶ月連続で追い抜いた実力を見極めに試乗してきました。
 結構いけるかも!!アコード「エアロデッキ」が消えて以来、見ることの無かったロープロポーションなのに、ゆったり乗れて速い!両方のいいところを併せ持って21世紀の旅の始まりをイメージさせる新しいアイテム、これが今度のオデッセイ!ほとんどコマーシャルのような書き出しになってしまったが、実際カッコイイ。ダークな色合いだと悪そうな目つきに見えるのに、明るい色だとシンプルでスマート。かなり強調されたフェンダー部分も目つきに比べると静かに感じる。走りはオデッセイ!本来、ミニバンの性能基準を作ってしまったあの実力をあっさりと凌駕してしまう程の進化。特別に何かが?っという物でないが、ハッキリと扱い易くなっている。試乗時間の都合上、実生活で使うほどの慣れを伴うことはないが、センターパネル以外、違和感無く扱えてすこぶる心地も燃費も良い結果であった。気になるパネルだが、正式名称はカタログで・・・・シンプルな表示であるが慣れていないので、取扱い説明を一度読まなければいけないかも・・・(だんだん電気製品についていけなくなるのかな?)
 いつものように原稿を書き終えるまではカタログは目を通さない!あくまで個人的な僕の感性に頼るレポートだ。その分、同じ基準であり続けることは間違いない。勿論年齢を重ね、体力が変化すれば、対応能力や好みの部分も変化する。コンセプトに対して同じ基準を保つのは結構大変。新車試乗レポートになって10年ぐらいかな?大好きな車関係の本は読めなくなった。乗る前や、書く前に読むと必ず先入観が・・・影響する?というほどではないにしろ、生活の為に原稿を書く人もいるのだから、あまり意味のない情報を頭に入れても邪魔になるだけ。だって、どんなに新しい技術で武装しても運転の邪魔になれば良いとは言えない。逆にどんなにシンプルでも目的にあった使い心地よく感じるものもある。ものすごい技術が詰め込んであって、必要な時以外にその仕掛けの存在すら忘れるのが本当に良いものかもしれない。オデッセイ!またこれから、各メーカーが躍起になってそれぞれのオデッセイ風ミニバンを追いかけて作るのかもしれない。その基準点になるものを乗ってきた。これでミニバン市場は大きく二つのカテゴリーに分かれることになるだろう。
 やっぱくるまはのってみにゃ〜わからんけ〜


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