No.03
タイトル:名車再び???R2
試乗車:スバル R2

 「R2」でスターウォーズに反応できる世代(3本足のR2D2)は私と同年代。現役の新車を買ったことがあると言うのは、もう少し先輩たちである。その位、お久しぶりの名前で登場が今回のスバル「R2」である。スバル起死回生の名車「スバル360」を一世代スポーティーにしたのが先代の「R2」!そして、今回は????以外に広い年代層が期待している予感がする新しい「R2」早速試乗してまいりました。
 外観は最近の軽の定番で、カタツムリ形状に程なく近い、もっこりした感じで、それにタイヤアーチをはっきりと強調!!フェンダーを膨らましているので結構「チョロQ」っぽい。私としては昆虫をイメージしてしまったので、ひょっとして硬いボディー??ちょっとスマシタ感じの顔と生意気そうな顔と2種類ある。ディーラーからのお勧め!と言うことで、今回は生意気そうなハイパワー車に試乗となりました。
 乗り込んで、座った最初の印象は、スッキリ・シンプル・包み込む感じの3点が意識に残りました。贅沢とは言えないが、きっちり作りこまれた内装は量産型の軽イメージを払拭するに十分のクオリティーを備えている。  ドライブフィーリングでは試乗車が一番のハイパワークラスだけあって、軽の箱なのに、1000〜1500ccクラスに引けをとらない堂々とした加速ぶりは圧巻である。15インチサイズのタイヤ(Sタイプ)はスポーティーな動きをかなり高い限界点まで引っ張っていく。欲を言えば、Sだけでも、シートも限界点を上げて欲しかった。とは言え、日頃のドライブに支障があるのではない。まして、これだけのトルクが出ての話だから、ほかのタイプでは気にもならないだろう。力の感じは一番上と下でスペックでは4割ぐらい違うと思うけど、実際は倍以上に感じる。自主規制の制限した出力が意味を持たないくらいの制限速度までの加速感!別の車で、スポーツカーにして出して欲しいものである。4人乗ってエアコンかけて坂道を登る時以外にはもったいない程である。長年培ってきたCVTの7速のフィーリングはフィアット「プント」より数段すばらしい仕上がりである。怪しいお尻のデザインと共に先代「R2」を超えるヒットになるのではなかろうか?人数乗らなきゃコンパクトカーが楽しいね!!!
 しかし、2シーターミッドシップをこのエンジンで作ってくんないかね?もちろん自主規制はずして・・・メイドインジャパンならではの軽自動車枠で・・・無理かな???楽しそうな軽にそれだけ別予算組めるほど景気よくないものね〜作り手も買い手も・・・不景気に埋もれていく技術がどれだけあるのか政治家さんは知っているのかね???文化が衰弱するのがさびしい今日この頃、車ひとつでこれだけ考えてしまう。
 やっぱくるまはのってみにゃ〜わからんけ〜


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