No.12
タイトル:結構、チーズケーキだったりして!
試乗車:ホンダ ライフ

 お菓子のようなイメージで、スイートにフルモデルチェンジをした、今回のホンダ「LIFE」。 TV・CMで見る限り、かなりの変わりようですが、中身までは???ダイハツ、スズキ、ホンダと出そろったところで、どんなところがどう変わったのか、試乗に行って参りました。
 いつもだと、なんとなく軽四輪自動車は、乗ることそのものよりも、装備や使いやすさを重視して、つい書いてしまいがちなのですが、ハンドルを握って、下松の海岸線あたりから出発したのに、気が付くと一気に錦町の道の駅まで来てしまっているじゃないですか・・・って、自分で運転していたんですけど。通常、途中で撮影ポイントなど探しつつ、そこそこの距離で撮影をすませてから、ドライブに時間をかけているのですが、燃費計(瞬間燃費計?)を眺めていると、結構面白いし(モビリオなどの燃費計ともまた一味違う)思いの外、気持ちよく山坂道を走るものだから、ついつい足を伸ばしてしまい、しっかりとその走り味を堪能!致しました。 この種のクルマにありがちな、ロール感(左右に揺れる感じ)は結構小さいのに、足が硬い感じでもない。結構しっとりとしていて、ワンランク上の感じがある。そのせいか、積んで行ったCDも小さい音量でもかなりクリアーに聞こえて、満足度は結構高いです。
 試乗車は加給器付き(ターボ車)ではなかったのですが、スムーズなトルク感と燃費の比較をすると、今時の軽四、エンジンの進化がすごいと感じてしまいました。さらに、エンジンルームを開けて、エンジンの形を見て、2度びっくり!!EXマニホールド(レスリングの技ではない)がいない???ヘッド本体の中で集合させているの???あ〜カタログが早く見たい!通常、この部分は排気の流速を落とさないようにヘッドから、すぐ外に出して、EXマニに繋がっているのですが、あえて、ヘッドで処理しているのであれば、ヘッドの冷却効率をかなり高めて、高めの排気温度のまま、燃やしきろうとしているのかも知れない。自然吸気でもフラットで力強いのに、扱いやすいトルク感は、ここから生まれているのかも知れない。
 外観的に気になるのが、バンパーのところにある、ハムスターがひまわりの種を欲張ったようなほっぺたは、車体のフレームがあの部分に通っていて、安全面や経済面に結構、貢献しているのかも知れない。実際、静かになっているのは、剛性感のアップと深く関わっているはずだ。内装の使い易さや、気の聞き具合は好みもあるだろうから、ぜひ確かめに行って欲しい。
 最後に、加給器(ターボ)付きがついに、このシリーズにも付け加えられたのは、競争の原理に違いないと思うが、購入予定の皆さんは、なにを求めて、そのクルマなのか、今一度検討ください。速いのは間違いないでしょうが、その分、軽の低ランニングコストと相反した,面もあることをお忘れなく!
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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