No.6
タイトル:居心地・・・座り心地・・・いい?
試乗車:NISSAN ティアラ

 うっかり寝てしまうほどの居心地の良さを前面にコマーシャルしているので、気になってしょうがなかった車、日産の「ティアラ」に今月は試乗して参りました。
 新しい名前の車がどんどん増えるので、「クルまにあ」な、人たちでないとメーカー名すら間違えそうになる昨今でありますが、今回の日産「ティアラ」は、昔風に車格を表現すると、ローレルクラスの車で、排気量は全グレード2000ccを超えるもので2種類のエンジン設定がある高級車です。
 余談で、高級車もクリーン税制の恩恵を受けるべく、各メーカーとも、対策に頑張ってはいるようですが、触媒でクリーンになっても、排気量が大きくなって、Co2削減??では本末転倒を感じてしまうのは私だけ?「同じ乗るなら」という観点では決して間違えでは無く・・・ないよりはまし?的なところでしょうがちょっとだけ、大排気量化に疑問が残ります。しかし、実際の所、触媒でクリーンにして、排気量で力を稼ぐ手法は、低公害策の技術的熟成を待つ為には必要な対応策なのだろうか????。そんなことはさておいて、本題の試乗車!!
・エクステリア
 シックな外観とその中にある、大胆で緩やかな曲線は高級車クラスには欠かせない質感をもたらしていて、個人的感覚だと、シーマより好みである。特に威圧感がないのに存在感がある辺り、デザイナーの苦心が伺えるもので、実に繊細だ。
・インテリア
 さあ〜自慢の椅子の評価!!!正直に言って、シーマクラスより断然良いです。以前、複眼になったばかりのシーマに試乗した時より、クルマとの一体感に優れ、路面の情報伝達も理解しやすい座面。1〜2年の間でこんなに技術的進化をしているとはかなり評価高いです。かなり贅沢な電動シートで、それなりの稼動範囲があり、ドライビングポジションの記憶式だったかどうかは良く見ていなかったけど、あの価格帯で記憶式ならOKだけど、単なる電動シートなら、手動でいいから、重量で10sと価格で15万円安く作って欲しい気もする。
・ドライブフィール
 排気量の増大化で得られたトルク感は燃費や滑らかな加速感に反映していて、ゆったりとした感じで、ある程度長い距離を走りたい、と思わせる。最近の日産車の中では、総合力と言うか、バランスと言うか・・・実力アップはかなり本物。日産の九州工場にいる友達のT島さんが「忙しくてかなわん」「プラモデルが作れん!」という姿が目に浮かぶようだ。
 コマーシャルの印象より期待以上の出来に、結構ご満悦な試乗車でした。何より、ここ数年の苦労の現れか、態度が悪くなってしまった、某H工業の販売店と違い、対応やお店の雰囲気の良さがもうひとつ気分を良くさせてくれたのも付け加えておきましょう。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


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