No.3
タイトル:まじめなCOLTは結構いける?
試乗車:MITSUBISHI COLT

 トヨタ、ホンダが2002〜3年の話題になる中、日産は少し改善でき、マツダも小型の新型を出し、話題が少ない辛い時期を過ごした・・・そんな感じの三菱自動車ですが、久しぶりにインパクトのあるコマーシャル「まじめ まじめ まじめ COLT」を出し、コマーシャルソングも、昔のヒットを流用じゃなく、きちんと「山崎まさよし」や「元ちとせ」に懐かしいあの歌を唄わせ、「本当にまじめかも・・」と期待が高まる中!今回の試乗!いって参りました。
 COLTはパッケージの組み合わせでスポーティーなもの、コンフォートなもの、ファミリーなものなどが設定されているみたいなので内装のチェックは試乗車のファミリーユースに限定します。と、言う事でインテリアですが、ナ、ナ、ナント!ベンチシートではありませんか!実は、結構好きなんです!ベンチシート(個人的には・・)しかし、実用的にはどうなんでしょうか?通常はホールド感が足りず、少し急ぐと落ち着かない感じがするのですが、いや〜ここ数年の三菱は「さすが!」いい感じの座り心地です。特に、この手のパッケージだと、強引にホールド感を作っている車が多い中、楽に乗れて十分操作性を確保している辺り、「まじめ」に値する作りこみだと思います。 これまで、三菱車に多く見られるパターンで、「目玉がある時は完成度がイマイチ」的な事があり、好き嫌いが結構ハッキリ分かれるところだったのですが、今回の目玉はどうやら全体の作り込み「クオリティーの高さ」らしく、本当に随所にそれをうかがわせる気配があります。ただ、悩ましくは一般的な客層が広がる反面、三菱ファン層は結構、ガンダムチックなところがあるので、うちわでは賛否両論というところかも知れない。
 走行安定性はファミリーユースということもあってか、ベンツのAクラスと似た様なパッケージにもかかわらず、マイルド!初期反応には結構敏感に応えてくるのですが、大きく動かすと、やんわりこらえてくれて、「無理しないように…」と、くるまが言っているようで、なかなかいい感じです。回頭性もそこそこ良く、思っているより小回りが出来てる感じです。
 ポケット類や各種アイテムは仕様で違ってくるとは思いますが、「まじめ」に作り込んであります。
 最後に、エンジンは、カタログスペックこそ「最高!」とは行きませんが、クラスの標準的な数値は十分クリアしているし、何よりもオートマチック(CVT)はヒジョーに出来がよく、エンジンにスペック以上の力強さ感じるほど、伸びのある坂道での加速トルクは、フィーリング的にはクラス最強でした。きっと、新しい、三菱ファンが出来るはず。後は、車の扱いにT社並の繊細さを備えれば、巻き返し作戦にも勢いがつくのではと・・・要らぬ心配をしてしまいました。
 やっぱ〜くるまはのってみにゃ〜わからんけ〜!


Copyright © 2003 Tokio Corporation. All Rights Reserved.

FC2 キャッシング 無料ホームページ ブログ(blog)