No.1
タイトル:車でいう気持ちよさの領域
試乗車:PEUGEOT 206SW(XS)

 「307」に続く第二弾!「206」のワゴンです。何のことかわからないあなた!!冬が厳しくなりそうです。そう!実はプジョーの事なんですけど、「206」も世に出て、それなりの時間が経ちましたが、メーカーもあえてここで日本市場に、「206SW」を出してきたと言うことは、どういう状況なのか、把握したく、乗ってまいりました。
 サイズ的には、元気で小さな「206」より、もう少し、ファミリーユースで使用しやすいサイズアップが施され、ホイルベースが少し長く、こりゃ「307」とかぶるかな〜と思って乗ってみましたが、う〜んやっぱり気持ち良い「206」系です。しかも、そのまま伸ばしただけと違い、足のセッティングが「つぼに入ってしまい」終始ニコニコモードになってしまいました。ゆっくり走っても、ちょっと急いでも、何事も無かったように、「すっと…」走ってしまい、それは、バリバリのワゴニストたちを「ふっ…」と笑ってやり過ごせそうな感覚に陥るものでした。国産も、ワゴン的に使える様、スモールサイズを伸ばしていますが、根本的に、クルマ文化の違いを感じるほど、「206SW」は細やかに作り込まれています。ヘッドレスト、リヤゲート、ドアのピラー部分、手や物が当たる所の無塗装、上げればキリが無いほど、きちんとワゴンを主張していて、シートをたたんだラゲッジスペースはこのサイズと思えないほど・・・
 メーター周りのカッコよさは「206」の血筋のあかし。しかし、その事に気が付いたのは走り始めて30分ぐらいしてからだった。・・・どうしってって?・・・「違和感無く乗ってて、スポーツカーのように、これ見よがしにタコメータを見せ付けないでも、気持ちよくスポーツカーしてたんだよ」ってことかな!?これが、「クルマで言う気持ちよさ」の本質なのかも知れない。勿論、一通りではなく、所有感だとか、ワイルドな感じとか、クルマによっては色々の感じ方や捉え方があると思うが、走って、目的に合わせて使えて、楽しいく感じることが出来れば、道具としてのクルマにさえ、気持ちが入っていく。そんな気がする。
 それから、これだけは、言っておかなきゃきけなかった。最近3Lから4Lサイズの服を着なきゃいけない体型なのに、シート最高!ラクラクフィット!しかも、担当のはらっちが載っても、(サイズはオレの姿の横からも前からも隠れるくらい小柄!もしかしてオレがでかい?)すっきりと入ってしまい、(ブッカ)ではないマジカルシート!しかも、乗り降りに不都合も感じない。これが、遊ぶことの文化を絶やさなかった人たちの心意気なのね〜!
 やっぱクルマはのってみにゃ〜わからんけ〜


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